奇想の王国 だまし絵展
奇想の王国 だまし絵展
/ Bunkamura ザ・ミュージアム

新鮮なルドルフ2世さん
楽しくだまされる展覧会。
ついつい体も動く。
(時にはクラクラすることも。)
「水彩画の上に置かれた透明な紙」の作品では多くの人が混乱気味。(自分も…)
ルネ・マグリットも良かった。
日本にも「鞘絵」なるものがあるとは、知らなかった。
奇想の王国 だまし絵展
/ Bunkamura ザ・ミュージアム

新鮮なルドルフ2世さん
楽しくだまされる展覧会。
ついつい体も動く。
(時にはクラクラすることも。)
「水彩画の上に置かれた透明な紙」の作品では多くの人が混乱気味。(自分も…)
ルネ・マグリットも良かった。
日本にも「鞘絵」なるものがあるとは、知らなかった。
柿右衛門展 ―ヨーロッパを魅了した東洋の華―
/ 戸栗美術館
焼き物に釉薬をかけることで吸水性と強度が増すが、
↓
釉薬の厚みが増すと青みがかかる(ガラス質のため)
染付(釉薬の下に絵付け)が発色するにはある程度の厚みが必要
↕ 濁手には染付は使わない
濁手は釉薬をできるだけ薄くすることで白くする
(他に水簸を繰り返す等)
独立したケースに展示してあった四角い瓶(色絵 草花 文角瓶)の濁手はなんとも言えない吸い込まれるような白だった。
松浦家とオランダ残照展
/五島美術館
【松浦(まつら)家】
26代 鎮信(しげのぶ)
朝鮮出兵→陶工を伴い帰国(1598)、中野焼を始めさせる(平戸の中野村)
29代 鎮信(しげのぶ)/隠居後は(ちんしん)
片桐石州に茶道を学び、「鎮信流」創始
37代 詮(あきら)/心月
和敬会設立し茶道の復興を図る(中興の祖)
家紋 梶の葉 (茶道具の食籠・椀物に反映)
【三川内焼】みかわちやき
中野焼 26代 鎮信が朝鮮より陶工を連れ帰り、中野村にて焼物を作らせた。
陶工の一人が 巨関(こせき)
くもったような灰青色の釉に味わい深い染付(←展示の茶碗の解説)
三川内焼 中野焼の陶工が三川内(現在の佐世保市内)に移住して築いた窯。
幕末まで藩窯として機能。
如猿(じょえん) 中野焼きの陶工巨関の子孫、今村野次兵衛正名。
(今村弥次兵衛?今村彌治兵衛? いまむらやじべえ?インターネット上、バラツキあり)
茂右衛門窯(もえもんよう)香炉 の展示より
26代 鎮信とともに来朝した累(ルイ)は中里茂右衛門に嫁し、三河内に窯を開いた。
本作はこの子孫にあたる14代茂右衛門窯の作
※ 累(ルイ)…媼(ルイ)?「高麗媼(こうらいばば)」?
※ 茂右衛門窯…中里茂右ヱ門 (なかざと もえもん)?←平戸焼の宗家?
↑当代:第15代 茂右ヱ門
鶴峯焼 37代心月が鶴峯(つるがみね)の私邸を建てた際、茶室「閑雲亭」を置き、その傍らに窯を設け、三川内より陶工を招いて茶器を焼かせた。
【鎮信流(ちんしんりゅう)茶道】
茶を「文武両道のうちの風流」として位置づけ
四大茶会記のうち、唯一自筆本が現存する「宗及茶湯日記(天王寺屋会記)」全16冊の内15冊を所蔵。展示あり。図入りの記述もあった。
五島美術館 美の友会月例美術講座 名物裂の魅力-5
内容:金襴<2>
17鶏頭金襴 けいとう きんらん
: 鶏頭の花の作土文様
※ 作土文 つくりつちもん
作土とは、耕地の上層の土壌のことをいう
草花文や草花と動物文をその花樹が根付いた土壌までを
単一の文様としてあらわしたもの
18東山金襴 ひがしやま
: 一重蔓唐草+牡丹他
▶ 東山殿(足利義政)が中国(明)に注文して織らせたor所持
参考 前田家伝来 紺地一重蔓小牡丹唐草文金襴(東山金襴)
19高台寺金襴 こうだいじ
: 二重蔓中牡丹唐草文や霊芝
▶ なぜ「高台寺」かは不明
(本によれば、高台寺の戸張裂)
参考 前田家伝来 紺地二重蔓中牡丹唐草文金襴(高台寺金襴)
20大黒屋金襴 だいこくや
: 細い蔓唐草に宝尽くしを散らす
牡丹から牡丹まで7センチくらい、間に霊芝など
唐物絵の表装によく使われる
▶ どの「大黒屋」か不明
参考 前田家伝来 萌黄地一重蔓小牡丹唐草宝尽し文金襴 (大黒屋金襴)
21二人静金襴 ふたりしずか
22橘屋金襴 たちばなや ←別名
: 向かい合った鳳凰の丸文が互の目
▶ 織田有楽所持。
有楽が能「二人静」の名手であった
↑静御前が二人出てきて舞う演目→鳥が二羽とかけた?
(本では、足利義政が能の「二人静」を舞った時の能装束に用いられた裂)
参考 前田家伝来 紫地向鳳凰丸文金襴(二人静金襴)
23金地二重蔓牡丹金襴 かなじふたえずづるぼたんきんらん
: 地が金地であることに価値があった
参考 前田家伝来 金地二重蔓大牡丹唐草文金襴
24花兎金襴 はなうさぎ
: 兎+花・雲 (兎だけの模様はない)
参考 前田家伝来 金地花兎文金襴
25角倉金襴 すみのくら
: 兎が大きくてリアル 1つの柄の縦4~5センチ
他の花兎金襴と区別する
▶ 本によれば、角倉了以(すみのくらりょうい、京都の豪商)の愛用
参考 前田家伝来 濃萌黄地花兎文金襴(角倉金襴)
26花麒麟金襴 はなきりん
27雲麒麟金襴 くもきりん
: 麒麟+作土文の花or雲
麒麟に羽が生えてている?
28紹知金襴 じょうち
: 麦わら筋+花麒麟or雲麒麟
▶ 藪内紹智の好みだったと思われる
29荒磯金襴 あらいそ (あらそ) (ありそ?)
:波に魚
30石畳金襴 いしだたみ
31釣石畳金襴 つりいしだたみ
:大石でない (大きくなると遠州緞子のような感じ)
両者の区別は微妙
日本の美・発見II やまと絵の譜
/出光美術館
「やまと絵」とは
平安時代、中国の風景を描いた「唐絵(からえ)」に対し、日本の土地を写した絵画を指すものとして発生した言葉
↓
技法的な違いを示す言葉へと変化
ん…?
何はともあれ、絵巻も多く展示されて見ごたえがあった。
細見美術館開館10周年記念展
日本の美と出会う ─琳派・若冲・数寄の心─
/日本橋高島屋にて
タイトル通り、琳派&若冲&茶道関連品が展示。
大変充実した内容。
単庵智伝「梅花小禽図」
↑こちらは、数寄の美コーナーで。
他に
十四代 中里 太郎右衛門展
初夏の茶道具展
…と、高島屋内を巡回。
【過去の細見美術館関連】
芦屋釜の名品展 (2007.11.27)
細見美術館 神坂雪佳 展 (2007.9.30)
細見美術館 リスエスト展07 (2007.9.12)
五島美術館 美の友会月例美術講座 様々な歌集を読む-3
▽「香紙切」
名称:料紙が染料(丁子?)で染められた様子から。
(よい香りもしたかも)
内容:麗花集
ポイント:奔放華麗な連綿と散らし書き。複数の筆者か。
没後60年記念 上村松園 美人画の粋
/ 山種美術館
山種美術館所蔵の松園作品(所蔵するモノ全てらしい)+αの展示。
もちろん“α”も素晴らしい作品群。
松園の美人画は、こころなしか晩年の方が女性の目元がキリリとしている気がする。
こんな感じ。
「詠歌」
村上華岳の「裸婦図」が、何度か見ているにもかかわらず今回あらためて美しいと感じた。「好み」「眼」って変わるのだと実感。
千鳥ヶ淵の展示室は今回が最後となる。
【山種美術館訪問記 千鳥ヶ淵編】
2007/3/20 桜さくらサクラ・2007
2007/7/11 開館40周年記念展 山種コレクション名品選
2007/10/25 没後50年 川合玉堂とゆかりの画家たち
2008/2/6 春のめざめ -横山大観・上村松園・小林古径・安田靫彦-
2008/4/3 桜さくらサクラ・2008
2008/5/27 大正から昭和へ -佐伯祐三・小出楢重・速水御舟・川端龍子-
2008/7/10 日本画満開 -牡丹・菖蒲・紫陽花・芥子-
2008/9/4 いきもの集合! -描かれた動物たち-
2008/10/28 百寿を超えて -奥村土牛・小倉遊亀・片岡球子-
2008/12/13 琳派から日本画へ -宗達・抱一・御舟・観山-
2009/1/28 松岡映丘とその一門 -山口蓬春・山本丘人・橋本明治・髙山辰雄-
2009/4/23 桜さくらサクラ・2009
2009/6/2 上村松園 -美人画の粋-