人間国宝 濱田庄司 展
人間国宝 濱田庄司 展
/川崎市民ミュージアム 開館20周年記念
初めて川崎市民ミュージアムへ行った。そこは、等々力緑地内。
そう、川崎フロンターレのホームスタジアム「等々力陸上競技場」は同じ敷地内であった。
フロンターレ印の青い装いの人々に呑みこまれつつ、美術館にたどりついた。
さて、この展覧会のおかげで「濱田庄司が川崎生まれ」と認識。
濱田の足跡を辿る展示。
造形の安定感は若い頃からのようで、解説を読んでいないと晩年の作風の変化などは見逃してしまいそう。
分かりやすい変化の一つが、「塩釉」(しおぐすり)。
日本民藝館での濱田庄司展(2008.7.5)ではよく分からなかったが、ようやく判明。
《塩釉》
・15世紀頃ドイツで始まったとされる
・素焼していない素地に、鉄,マンガン,コバルトなどを泥や釉薬に溶いたもので絵付け
→塩釉専用の窯で1300℃近くまで温度を上げて焼成
→焼成中に釜の中に荒い塩を沢山投げ込む
→塩は塩素ガスとソーダガスに分解
→ソーダガスが素地に含まれるケイ酸分と融合し、ソーダガラス化
→釉薬と同様の効果
・益子の土とスペインの土を使用
ついでに、メモ ( ..)φ
《ガレナ釉》
・ガレナ(方鉛鉱←鉛の一種)や硫黄の化合物
・低下度釉 (1000℃)
・発色:黄色 オレンジ 赤褐色
・スリップウェアはガレナ釉を用いた代表的な陶器
《抜絵》
・蝋で行う
そして帰り道、またもやフロンターレ印の人々に呑みこまれたのだった。


